【奈良三田会家族会】松阪への日帰りバス旅行レポート(2025年6月15日)

2025年6月15日(日)、奈良三田会家族会の恒例行事として、

松阪への日帰りバス旅行を開催いたしました。

今年はあいにくの曇り空でしたが、暑すぎずちょうど良い気候の中、

総勢27名で元気に出発!

朝、大和八木駅に集合し、貸し切りバスにて一路三重県松阪市へ。

車中では久しぶりに顔を合わせるメンバー同士、

和気あいあいとした雰囲気に包まれ、早くも笑顔があふれていました。

最初の訪問地は、江戸時代から残る歴史的建造物・旧長谷川治郎兵衛家

風格ある町家建築や、当時の商家文化を感じさせる内装に皆さん興味津々。

続いて訪れた旧小津清左衛門家では、和紙商の歴史や商人の暮らしぶりに触れ、

「これぞ三井家のルーツ!」と感嘆の声も上がりました。

そして、三井家発祥の地では、近代日本を代表する財閥のはじまりに

思いを馳せ、記念撮影も忘れずに。

お待ちかねのランチは、松阪牛の名店にて豪華な御膳を堪能!

「やわらかい!」「口の中でとろける!」と皆さん大満足のご様子でした。

午後は話題の複合施設ヴィソン(VISON)へ移動。

広大な敷地の中で、それぞれお土産を探したり、

スイーツを味わったり、クラフトビールや地元の日本酒を楽しんだりと、

思い思いの時間を過ごしました。

帰りのバスの中でも、話題は尽きず、最後まで笑い声の絶えない一日となりました。

改めて、皆さまのご協力に心より感謝申し上げます。

ご参加いただいた皆さま、本当にありがとうございました!

来年の家族会も、どうぞお楽しみに!

2025年度奈良三田会総会を開催(2025年4月19日土曜日開催)

2025年4月19日(土)、歴史と伝統を誇る奈良ホテルにて、

奈良三田会総会を開催いたしました。

今年の総会では、特別講演として奈良大学副学長であり、

我らが先輩でもある島本太香子先生をお招きし、

健康課題の今と昔 死因分析@源氏物語✖公安員会」という

ユニークかつ知的好奇心を刺激するテーマでご講演いただきました。

島本先生の講演では、『源氏物語』に描かれた人物たちの

病と死にまつわる記述を現代の視点から読み解きながら、

現代日本の健康課題との共通点や相違点、

さらには社会制度との関わりについても分析。

医療・歴史・行政が交錯する学際的な知見に、

会場は大いに引き込まれました。

講演後は、和やかな雰囲気のもと懇親会を開催。

世代を超えた慶應義塾卒業生たちが旧交を温め、

語らいの時を楽しみました。

そして締めくくりには、恒例の「若き血」を全員で力強く斉唱。

会場が一体となり、三田会ならではの団結と誇りを再確認するひとときとなりました。

ご参加いただいた皆様、そしてご協力くださったすべての方々に

心より御礼申し上げます。次回の再会を楽しみにしております。 

2024年秋の奈良巡りの会を開催しました

第10回奈良巡りの会「聖林寺・安倍文殊院界隈の散策」を開催

(2024.11.2 開催実施記録:昭和41年経済 服部永次)

 

記念すべき第10回は、雨模様と3連休が重なり、参加人数は13人となりました。

桜井駅を9時40分頃出発するころから、ポツポツ降り出し、「恨めしや・・・」。

しかしながら、ここは名幹事平越様の先見の明で、ご夫妻が運転手となった自家用車が登場し、難なく散策がスタート。

散策からドライブに変更となりましたが、お陰様で助かりました。

 

先ずは、

  • 艸墓古墳(くさはかこふん)

安陪文殊院の直ぐ近く桜井市谷の住宅街の中、こんもりとした小さな古墳で、辿り着くまでに雨で濡れた坂道や民家横の狭い道に往生しました。

埋葬施設は花崗岩の10メート余りの横穴式で、何処から入れたのかと不思議に思うくらい、石室内一杯にドカンと石棺が占めている。一見盗掘されていないように見えるが、奥壁側に盗掘穴があり、スマホの明かりで覗くと石棺内部も拝見できました。古墳内の石棺に触れる事ができる事はめったにないチャンスだと思います。この艸墓古墳は、古墳時代終末期の7世紀中葉頃の築造と推定されていますが、どなたが葬られていたのか・・・・?

 

 

  • 安部文殊院

5年前に新築されたという「客殿」にて植田住職の法話と抹茶・落雁を頂戴しました。大化元年(645)に創建され、且つては野村萬斎主演の映画「陰陽師」で、最近はNHK大河「光る君」でユースケ・サンタマリアが演じた陰陽師の安倍晴明公が出生された寺院とされている。現在は祈祷寺として華厳宗東大寺の別格本山であり、広さ3万坪を誇っています。

本堂に移動して、ご住職からご説明をお聞きしました。

  1. 御本尊は「三人寄れば文殊の智恵」の格言で有名な文殊菩薩で、日本最大(7m)、鎌倉時代・1203年に仏師・快慶によって造立された。獅子に乗り4人の脇侍を伴う、渡海文殊菩薩を中心とした文殊群像は、雲海を渡り、私達衆生の魔を払い、智恵を授ける為の説法の旅に出かけているお姿ということです。
  2. 現在、安倍文殊院では文殊群像全体の床を免震工事するため、獅子からお降りになった文殊菩薩像を間近に拝見できるという機会となりました。
  • 平安時代の陰陽師・安倍晴明の寺ということで、玄関の内側に貼ることで、一切の災難を除いてくれる赤(朱色)の魔除け札を買い求めました。家に帰ってお札を貼り、中のハガキに住所を書いて送ると、住所の魔除け祈願をして頂けるそうです。
  1. 雨の合間を縫って、全員での記念写真を「パチリ」

 

  • 聖林寺

聖林寺は桜井市街地の南方に奈良盆地を見下ろす小高い位置にある。お寺の境内に建つ「聖林茶館」から雨の三輪山や箸墓古墳などを一望できる絶景の場所で、ゆっくりと柿の葉寿司セットの昼食。ここでも記念写真を「パチリ」

 

 

伝承では和銅5年(712年)に多武峰妙楽寺(現・談山神社)の別院・遍照院として藤原鎌足の長子・定慧(じょうえ)が創建したという。平安時代末期には妙楽寺と興福寺の合戦によって興福寺に焼き討ちされているが、鎌倉時代に復興している。

江戸時代には大神神社の神宮寺の一つである三輪山平等寺の建物を移して再興したという。江戸時代中期の享保年間に聖林寺と改称。また、文春諦玄が、諸国を行脚して浄財を集めて現在の本尊・子安延命地蔵菩薩像を造立。

明治の神仏分離令の際に、大神神社(三輪明神)神宮寺の一つである大御輪寺(だいごりんじ:大神神社の最も古い神宮寺)本尊の十一面観音像が聖林寺に移管されている。

  1. 子安延命地蔵

色白の肌に三日月型の眉、紅が残る唇が特徴的な、大きな石造のお地蔵さまで、江戸時代中期、この寺の僧 文春が安産を願い造像したと伝わり、今のように医学の進んでいない時代にはお産で苦しむ婦人が多かったのでしょう。文春は大石仏造像の願をかけ、自身で作った木彫りの地蔵を背負って諸国行脚を行い、4年7か月かけて托鉢で浄財を集めたということです。

  1. 十一面観音立像

もとは三輪山の神宮寺の一つ「大御輪寺」の仏さまで本尊として、法隆寺の国宝 地蔵菩薩立像などと共に祀られてきましたが、明治政府の神仏分離令による廃仏毀釈を免れるため、慶応4年5月、大御輪寺と親交の深かった聖林寺に移されたといわれています。その後、明治20年フェノロサによって秘仏の禁が解かれ、人々の前にその美しい姿を初めて現しました。フェノロサはその美しさに大層驚き、門前から大和盆地を指して、「この界隈にどれ程の素封家がいるか知らないが、この仏さま一体に到底及ぶものでない」と述べたと伝えられています。奈良時代後期につくられた木心乾漆像で、厳かな顔つきと均整のとれた体つきが特徴です。耐震工事が完了しリニューアルした観音堂で倉本住職から詳しくお話を伺うことができました。南海トラフ級の大地震にも対応できる独立の免震展示台ケースを導入し、背面までの360度参拝できるように。透明度が高いガラスでコーティングが施されているため、遠目から観るとケースが見えないようにすら感じます。住職は、ガラスケースを「ガラスのお厨子」と表現されていました。時間を忘れる一時でした。

 

収蔵庫の天井は、直径5.2メートルの半円球型のドーム状になっており、宇宙を表現した天蓋になったこだわりのデザインです。

  • 曼荼羅(マンダラ)の世界

毎年11月に開催される『マンダラ展』を拝見することができ、曼荼羅の世界に引き込まれました。

南北朝時代の『春日鹿曼荼羅』『三千仏名会本尊』『補陀落山曼荼羅』。室町時代の『春日宮曼荼羅』『胎蔵曼荼羅』『當麻曼荼羅』『十三仏曼荼羅』。そして江戸時代の『星曼荼羅』『法華経曼荼羅』『金光明最勝王経曼荼羅』『金剛界曼荼羅』と、どれも驚く素晴らしい保存状態です。

 

倉本住職の丁寧なご説明付きの拝観が終わるころには、奈良県全域で台風崩れの温帯低気圧の影響で大雨・洪水警報が出て、滝のような雨に遭遇、しかし、車を用意いただいたお蔭で午後3時までには桜井駅まで無事戻ることができ、楽しい一日となりました。

ご参加いただいた皆様、お疲れさまでした。

平越ご夫妻に感謝です。

 

第10回 奈良巡りの会 「聖林寺・安倍文殊院界隈の散策」

ようやく凌ぎやすくなってまいりましたが、お変わりございませんか。

秋の奈良巡りのお知らせです。

先月申していましたように「龍田古道を歩く(亀の瀬トンネルマッピングの見学)」を

企画し、申し込みはできたのですが、当初聞いていたより人数制限が厳しく、

全員で入れないのではとキャンセルしました。

 

今回は、「聖林寺・安倍文殊院界隈の散策」といたしました。

聖林寺では新しくできた観音堂(世界的な賞をとった素晴らしいお堂)におられる

十一面観音像を参拝します。

安倍文殊院に向かう道中、談山神社の大鳥居や石仏を見ながら秋の静かな町並みを

散策します。

また安倍文殊院では、免震工事のために獅子からお降りになった

文殊菩薩像(今しか拝見できません)を拝観しようと思います。

 

では、みなさまとご一緒するのを楽しみにしております。

 

【開催内容と参加申し込み】

 

日時:2024年⒒月2日(土曜日)930

(9時45分発の奈良交通バスに乗ります。バスは約1時間に1本です。)

(遅れないようにお願いします。)

 

集合場所:近鉄・JR桜井駅南側コンビニの前あたり

 

コース:桜井駅前バス➡聖林寺⇒石仏・大鳥居⇒旧安倍文殊院跡(昼食)

    ⇒安倍文殊院⇒桜井駅15時頃自由解散 

*コース等、変更する場合があります。

 

歩行距離:約4㎞ 

持物:お弁当 飲み物、帽子、場合によっては雨具

費用:2000円(拝観料・僧侶の説明と抹茶代等)バス代は各自

雨天決行:ただし、大雨の場合は中止

(中止の場合は当日朝7時まで全員メールでお知らせします)

 

申込:平越真澄のパソコン(hirako@kcn.ne.jp

締切:10月22日までに、携帯電話をお書きの上パソコンにお返事をよろしくお願いいたします。

 

担当:平越真澄

秋の奈良巡りの会を2024年11月2日(土)開催します

残暑厳しい毎日ですが、お変わりございませんか。

秋の奈良巡りの会は11月2日に開催の予定です。

行き先は「龍田古道を歩く(亀の瀬トンネルのプロジェクションマッピングの見学)」

を考えています。

ただし亀の瀬トンネルのマッピングは10月1日の先着予約ができるかどうかわかりません。

もし予約ができない場合は、聖林寺と安倍文殊院を巡ろうと思います。

聖林寺の新しくできた観音堂は、数々の世界的な賞をとり、素晴らしい建物です。

安倍文殊院では獅子から降りた文殊菩薩(今しか拝見できない)を拝観しようと考えています。

詳細は10月の初めに送りますが、一応日程だけお知らせいたしますので、

どうぞよろしくお願いいたします。

 

                      幹事:平越真澄

奈良三田会ゴルフコンペ開催予定(2024年11月23日)

奈良三田会ゴルフコンペ(今里杯)は2024年11月23日(祝)を

開催予定としています。

開催場所はディアパークゴルフクラブの予定です。

幹事:村島(平成5年卒)、一柳(平成9年卒)です。

奈良三田会家族会開催予定(2024年8月31日)

2024年度奈良三田会の家族会は8月31日(土)を予定しています。
正式なご案内は改めて発信させていただきます。

第7回奈良巡りの会「奈良町界隈の魅力を知ろう」

2023年5月27日(土曜日)に開催いたします。

お申し込みは幹事の平越様までお願いいたします。第7回奈良巡りの会(2023.3)のサムネイル

 

令和5年度総会開催について

令和5年度の総会を下記のように開催する予定です。
3月初めには、会員の皆さまへ案内状を送付いたします。

 

開催予定内容

日時 : 令和5年4月22日(土) 15:30~
場所 : 奈良ホテル
内容 : 総会・講演会(講師:峯山修験本宗管長・総本山金峯山寺管領 五條良知猊下)・懇親会

 

*会員の皆様へお願い

周りに入会希望者や候補者がいらっしゃいましたら、
本ホームページのお問い合わせ欄からご記入していただきますよう宜しくお願いいたします。

第6回 奈良巡りの会 「竹ノ内街道を歩いて當麻寺へ」のご案内

第6回 奈良巡りの会 「竹ノ内街道を歩いて當麻寺へ」を開催いたします。

開催日時:2022年11月19日(土曜日)

 

11/5までに平越真澄幹事までお申し込みください。

第6回奈良巡りの会(2022.9)のサムネイル